【日傘の選び方】とっても大事な日傘の必須3大要素

日傘を使用する目的は?

日傘を使用する目的は主に「紫外線対策」「日焼け対策」「暑さ対策」が挙げられるのではないでしょうか。
つまりそれには「UVカット」「遮光」「遮熱」機能が必要なのですがもともと複雑で難しい日傘作りに、3大機能をしっかり備えるには手間暇がかかります。
とりあえず日傘を挿していれば安心。という方も多いかもしれませんが、現在流通している日傘のスペックには大きな差があり、何を求めるのかによりその日傘がどれだけの機能を持っているのかをしっかり見極める必要があります。
例えば「遮熱」であれば、日傘で直射日光を避けているのだから、この程度暑いのは仕方がないと思い込んでいないでしょうか?
しかし、「挿し比べる」とその差はすぐに実感できます。
高機能日傘を挿すと、「居心地」がまるで違うのです。
高度な機能を備えたシノワズリーモダンの日傘は「木陰の涼しさ」をお届けしています。
それでは日傘の中ではいったい何か起きているのか?
ひとつずつご紹介いたします。


 


 

日傘の性能を判断する基準ーUVカット率、遮光、遮熱とは

日傘の性能を判断する基準ーUVカット率、遮光、遮熱とは

01.紫外線遮蔽率​

地球に到達する太陽光線の中で最も波長が短く、エネルギーの高い光線です。
波長は200~400nm(ナノメーター、1mの10億分の1の長さ)。
また紫外線はさらにUV-A、UV-B、UV-Cにわけられ、このうちのUV-Cと呼ばれる紫外線はほとんどオゾン層に吸収され地球まで届くことはありません。

  • UV-A(320~400nm):紫外線の95%を占める。浴びると肌が黒くなる日焼けをする、皮膚の老化を早めるなどの影響がある。
  • UV-B(320~280nm):絶対量は少ないものの、A波に比べるとパワーが強く、刺激が強い。
    浴びると肌が赤くなる日焼け(サンバーン)をする。免疫力の低下や皮膚がんなどのリスクが発生する。
     

シノワズリーモダンのかわず張り日傘は、以下を実現しています。

  • UVカット率:99.9%~(UVA,UVB全域の平均値、検査機関最高値)
  • 紫外線透過率:0% (UVA、UVB中間点)
    ※数値は生地検査

02.遮光率

いわゆる「光=可視光線」をどれだけ遮蔽(遮断)できるかという指標となります。
元々は「カーテン」などの製品の生地の性能をあらわす数値ですが、最近日傘にもよくこの数値が使われるようになりました。
※ただこの数値もやはり、日傘に使用されている生地がもつ機能をあらわしており、日傘としての製品の機能をあらわす数値ではありません。
遮光率によって3階級の等級で表されることもあります。

シノワズリーモダンのかわず張り日傘は、遮光率100%、1級遮光を実現しています。

  • 1級遮光:遮光率99.99%以上
  • 2級遮光:遮光率99.80%以上
  • 3級遮光:遮光率99.40%以上

03.遮熱効果

熱の伝わり方は一般的に

  • 伝導:物質の間で高温から低温側に熱が伝わること
  • 対流:気体などが移動することで熱が伝わること
  • 放射(輻射):物質が赤外線の形でエネルギーを放出すること

の3つがあり、それぞれ20%、5%、75%を占めています。
よって、熱の大半は、太陽などの「放射・輻射熱」が占めているといえます。
そして「遮熱」とは、その輻射熱・赤外線を反射または遮断して熱を防ぐことをいいます。

シノワズリーモダンのかわず張り日傘は、1枚張りと比べて高い遮熱性能を備えています。
JUPA基準では、指数35%以上を「遮熱性能」を持つ日傘としていますが、シノワズリーモダンのかわず張り日傘は、遮熱指数47.6%となっています。

~何もあきらめたくなかった日傘づくり~

シノワズリーモダンが日傘をお届けし始めて15年以上が経ちました。
その年にできる最高の日傘をお届けしながら、毎年毎年、さらに改良、追及を重ねて、
多くの方に支持され、愛される日傘となりました。
手に取っていただくからには、すべての機能を万全にし、さらに美しさも優雅さもお届けしたい。
日傘を広げた時のその空間が、心地よいものでなくてはならない。
そういう思いで、何もあきらめない日傘作りを目指して参りました。

そんな日傘に込めた思いや、日傘を長く大切にご愛用いただための日傘の情報を
少しずつご紹介して参りたいと思います。

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